愆
愆
名詞
標準
文例 · 用例
四節において彼は「汝の子供かれ(神)に罪を獲たるにやこれをその愆の手に付し給えり」というた。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
「われ神に申さん、我を罪ありとし給うなかれ、何故に我と争うかを我に示し給え」といい、「何とて汝わが愆を尋ねわが罪を調べ給うや」という(二節及び六節)。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
すなわち「我はわが征戦の諸日の間望みおりてわが変更の来るを待たん、汝我を呼び給わんしかして我れ答えん、汝必ず汝の手の業を顧み給わん、その時汝は我の歩みを数え給わん、わが罪を汝うかがい給わざるべし、わが愆はすべて嚢の中に封ぜられ汝わが罪を縫いこめ給わん」と訳すべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
未来のある時に彼の上にある変動来り、神と彼と相呼ぶに至り、神彼の業を顧み歩みを数えて彼を愛護し、神彼の罪を窺わず、愆と罪を抑えて外に出でざらしむというのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
そしてキリストの十字架あるが故に我らの愆はすべて嚢の中に封ぜられ、罪は縫い込めらるるのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
かの輩は債あるときは期を愆たず額をたがへずして拂ふなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
京水は水津本を重視し、これを藉り来つて錦橋本の愆を繩さうとした。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「われは我が愆を知る。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫