取締法
とりしまりほう
名詞
標準
control law
文例 · 用例
「署長さん、ご存じでしょうか、近頃、林野取締法の第一条をやぶるものが大変あるそうですが、どうしたのでしょう。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
鶉と補助貨9・18(夕) 近頃補助貨がめつきり乏しくなつて、大阪の諸工場では、これに代用させる積りで、仕払証明書といつたやうな、一種の金券を職工に渡して遣繰つてゐるが、それが紙幣類似証券取締法に牴触するといつて喧しくなつてゐる。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
エログロ出版物を駆逐するために、警察力を使えということ、新しい取締法律をつくれという意見が伝えられました。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
ですから、出版綱領実践委員会はエログロ出版取締のためという名目に乗ぜられて、新しい出版取締法をつくられる媒介になることはしまいとしました。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
そして、治安維持法と戦時特別取締法とが、大きい残虐な口をあいて、それらの人々を噛みくだいた。
— 宮本百合子 『平和への荷役』 青空文庫
日本政府による検閲制度の廃止(九月二十四日)、言論に関する戦時取締法規の廃止(九月二十九日)、検閲取締機関の全廃(十月四日)、出版会の解散(十月十日)、日本出版文化協会による用紙統制の撤廃(十月二十七日)、情報局の廃止(十二月三十一日)等が実施された。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
しかしエロ・グロ出版物追放に関連して一部に出版取締法のようなものを再び日本につくろうとする動きがある。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
もしかりに、漠然と公安を乱すおそれがある出版物はとりしまるというような新取締法をつくったならば、政府はよろこび勇んで、政府を批判し彼らの良心を眼覚めさすすべての出版物を禁止しはじめるであろう。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
作例 · 標準
食品の安全性や品質を確保するため、食品衛生法や食品表示法といった厳しい取締法が制定されている。
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外貨の不正な流出を防ぐことを目的とした外国為替及び外国貿易法は、重要な経済取締法の一つだ。
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この新しい法律は、悪質なインターネット詐欺を撲滅するための強力な取締法として期待されている。
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