写譜
しゃふ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
copying a musical score
文例 · 用例
兵士たちから買うヒット・キットも新曲の全部がそろうというわけではなく、しぜん写譜が多くなって、楽譜の包みは重くかさばる一方だった。
— 山川方夫 『その一年』 青空文庫
幸いにして、彼の二度目の夫人は音楽を解し、写譜をよくした、夫バッハの作り捨てて顧みなかったカンタータ三百曲のうち、百九十曲までは、十三人の子供を養育しながら写譜しておいたのである。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
十三歳の時ローマのシスティン教会で、合唱隊が門外不出の秘曲「ミゼレーレ」を歌うのを聴いた時、モーツァルトは宿へ帰って来てそっくりそのまま暗記で書き、二度目には、ほんの少しばかり訂正しただけで、完全に秘曲を写譜してしまった。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
その中には不朽の名作ハ長調の「交響曲」の手写譜が交っていたのはあまりにも痛ましい皮肉である。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
もしもバッハ夫人が、写譜して残してくれなければ、暗から暗へ永遠に失われたかも知れないのだ。
— 野村胡堂 『胡堂百話』 青空文庫
向こうの少し小高いところにてかてか光る茶いろの馬が七匹ばかり集まって、しっぽをゆるやかにばしゃばしゃふっているのです。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
日暮れの草をどしゃどしゃふんで、もうすぐそこに来てゐます。
— 宮沢賢治 『葡萄水』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、古い楽譜を大切に、丁寧に写譜した。
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コンサートのために、オーケストラメンバーは指揮者の指示に従って写譜を進めた。
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手書きの写譜は、デジタル化された楽譜とはまた違った趣がある。
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