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新身

あらみ
名詞
1
標準
文例 · 用例
明けわたる光の野こそ、『當來』や、わが新身の嚴の眞屋に。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
いでや新身の切れ味見せて、逆縁の引導渡し呉れむと陣太刀長やかに抜き放ち、青眼に構へて足法乱さず、切尖するどく詰め寄り来る。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
最初から試し斬りの切柄かけた白鞘の新身の脇差を引付けて、物を訊く法があるものか。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
近ごろの新身御供は四日前に二人。
巷説蒲鉾供養 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
これは多く田舎出の侍が新身の刀を試すとか、経験のために人を斬るので、夜中人通りの淋しい処に待ち構えて通行人を斬った。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
それごらんなせえ、その下にブラ下がっている細引が、まだ買立ての新身じゃあございませんか」「何もかも、そう知り抜いていたんじゃあ、嚇しにもならぬ」 竜之助は呆れ果てたようなセリフで、またそろそろと薄尾花の中を歩きにかかると、源松が、しゃあしゃあとしてあとを慕って来ること前の通りです。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
お手討てのはナ、新身の一刀試し斬り。
正岡容 圓太郎馬車 青空文庫
右手には新身の一刀、灯を受けて燒金の如く凄まじく光ります。
大盜懺悔 錢形平次捕物控 青空文庫