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灰掻き

はいかき
名詞
1
標準
文例 · 用例
その中で記者のノートに残っているのは、 まねき猫、お湯|埋め、蠅追い、スウェーデン式、鰌すくい、灰掻き、壁塗り なぞ……女学生と小学生と名前のつけ方が違っているところが面白い。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
」 ミセス・コムプスンは、亜麻色の束髪と一緒に、灰掻きのように骨ばッた大きい手を、伸子の顔の前で振った。
宮本百合子 七階の住人 青空文庫
焼跡の灰掻きでも何でもよい、また儲けは皆無でも構わない、ただ何かを為さずにはいられないだろう。
豊島与志雄 バラック居住者への言葉 青空文庫
ところで、山と積んだ粗朶も焼け落ち、油も燃えてしまってから、灰掻きわけてみると、狸の肉も骨も共に灰となっている。
佐藤垢石 純情狸 青空文庫
雨が降っても槍が降っても、いいや槍どころじゃない、類いまれなるあの大地震のあったその月、焼野原の灰掻き分けて迄も圓朝は、はるばるお墓参りにでかけた。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
稲荷裏一 不二形に盛りあげた埋め火の白い灰には、灰掻きの目が正しく描いてあった。
吉川英治 松のや露八 青空文庫