相分
そうぶん
名詞
標準
文例 · 用例
瓢箪に宿る山雀、胡桃にふける友鳥……「いまはじめて相分った。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
」と老人は膝を刻んで、あたかもこの問を待構えたように、「その儀は、とかくに申しまするが、いかがか、いずれとも相分りませぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
木槿、木槿にても相分らず、木槿なり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
」と老人は膝を刻んで、恰も此の問を待構へたやうに、「其の儀は、とかくに申しまするが、如何か、孰れとも相分りませぬ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
わたくし共々しあわせにござります」「よし、相分った!
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
どうしてまたそれが相分った。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
何の必要がござりまして、御出家にするのでござります」「それはあとで相分る。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
蓋し淡水と鹹水とを相分つの意なり。
— 長塚節 『長塚節歌集 中』 青空文庫