別仕立て
べつじたて
名詞-の形容詞
標準
specially tailored
文例 · 用例
イベットの車は特別仕立てなのだ。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
これでは乗合いであって特別仕立てではない。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それも尋常一様の新しさではなく、のりのしめりぐあい、紙のかわきぐあいなぞから推しはかってみると、つい一、二刻まえあたりに張り替えたらしいような点が見うけられましたものでしたから、早くも右門の特別仕立ての明知が、ピカピカとさえ渡ったもののごとくでありました。
— 身代わり花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
普通の東京住いの市民などは見たことないような桜花爛漫の美を眺めたが、点景人物として映されている日本の女はどれも皆特別仕立ての日本髷と、特別仕立てに誇張された歩きぶりとである。
— ――世相寸評―― 『日本の秋色』 青空文庫
どこまでも猛獣という観念を尊重し、巌畳な檻へ入れて特別仕立ての貨車で輸送する。
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
私は人種同志が持つ特別な親みというものが、非常に人間には存在するものだと思っている、よほどの特別仕立ての人間でない限りは、人は同じ人種と結婚したがるものだ。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
「そうだとも、あの暴風雨の中で、波の中の一組だけが別仕立てになって、ここまで特にこの女だけを持って来て、そーっと置いて帰ってしまったところなどは、皮肉でなくて何だろう。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
」と絶叫はしてみたけれども、今となっては、別仕立ての早駕籠を命じたつもりで、いい気になって、早くも高鼾で納まり込んでいるかも知れない。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
このデザートは、通常のコースメニューとは別仕立てでご用意しております。
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VIPのお客様には、別仕立ての豪華な送迎車が用意された。
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あのスーツは既製品ではなく、彼の体型に合わせて別仕立てで作られたものだ。
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