七子
ななこ
名詞
標準
metal surface decoration with raised fine protrusions resembling fish eggs
文例 · 用例
此間を、男も女も、一頃揃つて、縮緬、七子、羽二重の、黒の五紋を着て往き來した。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
帝は高祖|武帝の第七子にして、誉は武帝の長子にして文選の撰者たる昭明太子統の第二子なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
長子将持、次子将弘、第三子将門、第四子将平、第五子将文、第六子将武、第七子将為と系図には見えるが、将門の兄将弘は将軍太郎と称したとある。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
おとなの人々は、多くはその上に黒い紋付を羽織つて居たが、兔に角、七子か羽二重の紋付の裾から紅緑の彩色の高砂の尉姥、三番叟、龜に乘る人、「大漁」の扇を持つ人、また龍宮、寶船、七福神などの模樣の出て居る所は、また南國の海邊に似付かはしい「眞面目」の服裝であると頷かしめる。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
『和漢三才図会』に蝮の子生まるる時尾まず出で竹木を巻き母と子と引き合うごとく、出生後直ぐに這い行く、およそ六、七子ありという。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
時雄は茶色の中折帽、七子の三紋の羽織という扮装で、窓際に立尽していた。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
金物の彫りの方では、唐草の地彫り、唐草彫り、蔓彫り、コックイ(極印)蔓などで地はいずれも七子です。
— 彫刻修行のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
村上天皇の第七子|具平親王六|世皇孫である俊寛が、南蛮の女と契るなどは、何事であろうと考えた。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
作例 · 標準
刀の鍔には、七子地に彫金が施され、見事な美しさだった。
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七子の技法は、江戸時代に特に発展した装飾技術の一つだ。
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「この小箱の蓋、七子の細工が素晴らしいね」と、友人が感嘆した。
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標準
twill weave
作例 · 標準
この帯は七子織りで、独特の光沢と風合いがある。
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七子という織り方は、丈夫で型崩れしにくいのが特徴だ。
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母が若い頃に着ていた着物には、美しい七子の模様が施されていた。
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