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秀品

しゅうひん
名詞
1
標準
文例 · 用例
堀田は徳ちやんの姉さんに凭りかゝつて、「君も少し飲んで見給へよ、僕の酒は兎も角此処では僕の独り占めの優秀品ぢやないか。
牧野信一 街角 青空文庫
」「いや、試作品はいつも最優秀品ときまっていますよ。
――近代説話―― 水甕 青空文庫
簡単生活 私は日本の生活日常品のうちで他国に類のない優秀品が一ツあると考えている。
坂口安吾 明日は天気になれ 青空文庫
(註)、鏑木さんの心理を推し計ると、曩きに帝展へ出された鰯なども「さしゑ」風な一作として居られるやうだし、にごり江の画帳はいふ迄もなく、七絃会あたりへかゝれる横物の秀品も、それ等を一列に「さしゑ風な仕事」と考へ懐しまれて居られるやうである。
木村荘八 鏑木さん雑感 青空文庫
そういうわけで、持ち物はいずれの文士も碌な物を座右に備えないが、それでも芥川氏が織部角鉢の二百年くらい経ったかと思われる優秀品を持っていたのは、場内紅一点として光っていた。
北大路魯山人 墨蹟より見たる明治大正の文士 青空文庫
願わくはこの方法を(テトラツィーニは既に試みたが)、カルーソー以外の名歌手たちにも試み、骨董レコードの優秀品に新しい生命を吹込んで貰いたいものである。
野村長一 名曲決定盤 青空文庫
ミシンは太平洋戦争の起る直前、アメリカにいる悠吉の兄からおくってくれたもので、七つ抽出の優秀品だった。
壺井榮 妻の座 青空文庫