靴型
くつがた
名詞
標準
shoe last
文例 · 用例
以前召使だった靴型工の一犯人が、ある銀行家の一室に忍び入り、その室と寝室との間の扉を鎖さしめないために、あらかじめ閂穴の中に巧妙に細工した三稜柱形の木片を插入して置く。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして、疑問と云うのは、かえって靴型の方にあったのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして、靴型の疑問に縦横の刀を加えるのだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
この靴型も俺の手柄だから、俺が持っていることにするよ」 大辻は三吉の手から岩の靴型をひったくるように取った。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
帆村先生にフランスから帰って頂くことにしてはどうかな」 大辻は岩の靴型を握る手を震わしながら、いよいよ本音の弱音を吐きだした。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
足跡を追いて「それよりも、この靴型さ」 大辻珍探偵は、岩の足跡から取った白い石膏の靴型を、大事そうに礼拝した。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
「大辻さんは何だかその靴型を壊しそうで、横から見ていてハラハラするよ」「なーに大丈夫。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
これを一つ調べておこう」 大辻探偵は、いよいよ大事そうに、靴型を地面へおろしました。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
作例 · 標準
靴職人は木製の靴型に革を被せて靴を成形していく。
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