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我知らず

われしらず
副詞
1
標準
involuntarily
文例 · 用例
その女達がぼんやりと立つたまま、我知らずその痩せた手を彼女等の大きな腹の上に置いてゐる時には。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
私は我知らず顏を反けずにはゐられなかつた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
『ほお‥‥‥』と、我知らず答へた時、私は總身の緊張感もほぐれたやうな、またお前の身に迫る次の危急な瞬間も忘れてしまつたやうな、その場合には餘にそぐはない心の弛みを感じて、水島の顏を見返した。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
『ふつ‥‥‥』と、私は我知らず吐息づいて、その吐息を感じてひよいと振り向いた水島と視線をかち合はせた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
私は窓際から我知らず一歩程體を前に進めて、その助手の傍に立つて、ぢつとお前の體を覗き込んだ。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
私は我知らずぎよつとして、コンクリイトの床に堅く足を踏ひ著けて身構へた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
夫は我知らず苦笑した。
南部修太郎 畫家とセリセリス 青空文庫
今一寢入させてくれりやあ命も要らないな‥‥」「はは、かうなりやあ人間もみじめだ‥‥」と、私は暗闇の中で我知らず苦笑した。
南部修太郎 一兵卒と銃 青空文庫
作例 · 標準
感動的な映画を見て、我知らず涙がこぼれた。
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恐怖のあまり、我知らず声が出そうになった。
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彼の魅力に引かれ、我知らず心を奪われていた。
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我知らず(われしらず) — 幻辞.com