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大改革

だいかいかく
名詞
1
標準
文例 · 用例
当時朝鮮政府に大改革ありて、一時日本に亡命の客たりし朴泳孝氏らも大政に参与し、威権|赫々たる時なりければ、日本よりも星亨、岡本柳之助氏ら、その聘に応じて朝廷の顧問となり、既にして更に西園寺侯爵もまた勅を帯びて渡韓したりき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
親鸞上人に初めから非常な思想があり、非常な力があり、非常な強い根柢のある思想を持たなければ、あれほどの大改革は出来ない。
夏目漱石 模倣と独立 青空文庫
若芽薑7・24(夕) 水野越前守といふと、一寸寺内伯に似たところのあるらしい男だが、この男の頭から出た所謂天保の大改革が、怖ろしい無理|押付であつたのは今だに老人の一つ話に残つてゐる事だが、その慌しい没落について、一条の小説めいた話がある。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
シルエツト6・4東京日日(夕) 水野越前の天保の大改革は、思ふほどの効果があげられなかつたが、フランスにも一七五九年ごろ水野にもおとらないほどのやかましい倹約家が、時の政府の蔵相の椅子にすわつてゐて、一切の贅沢を御法度にしたことがあつた。
大正十四(一九二五)年 茶話 青空文庫
彼は平穏なる大改革家なり、然れども彼の改革は寧ろ外部の改革にして、国民の理想を嚮導したるものにあらず。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
この一大改革はもう長いこと上にある識者の間に考えられて来たことであろうが、しかし吉左衛門親子のように下から見上げるものにとっても、この改変を余儀なくされるほどの幕府の衰えが目についた。
第一部上 夜明け前 青空文庫
もっと政治は明るくして新鮮な空気を注ぎ入れなければだめだとの多数の声に聞いて、京都の方へ返すべき慣例はどしどし廃される、幕府から任命していた皇居九門の警衛は撤去されるというふうに、多くの繁文縟礼が改められた時、幕府が大改革の眼目として惜しげもなく投げ出したのも参覲交代の旧い慣例だ。
第一部下 夜明け前 青空文庫
とにもかくにもいわゆる旗下八万騎を挙げて洋式の陸軍隊を編成し、応募の新兵はフランス人の教官に託し、従来|羽織袴に刀を帯びて席上にすわっていたものに筒袖だん袋を着せ舶来の銃を携えさせて江戸城の内外を巡邏せしめるようになったというだけでも、いかに新将軍親政の手始めが旧制の一大改革にあったかがわかる。
第一部下 夜明け前 青空文庫