陽生
ようせい
名詞
標準
文例 · 用例
漠々たる大虚の中に散乱せる物質は一団また一団相集合して、遂に無数の天体を形造るに至り、我が太陽生れそれに附随する数百の遊星現われ、初め火と熱せる地球も漸次冷却して漸く生物の育ち得るに至った。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
冬至陽生春又来の句も思い出される時節である。
— 永井荷風 『写況雑記』 青空文庫
家学を受けて陰陽生となり、暦法に精し。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
あっしは嚢陽生れのやくざ者、人肉を食らったむくいで、火眼の※猊とアダ名され、分銅鎖の使い手と、自分ではウヌ惚れておりますが、そちらの兄貴二人にくらべたら、けちな野郎でございます。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
万物枯れて陰極まり、一|陽生じて来復の時ではないか。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫