由有る
よしある
表現
標準
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文例 · 用例
春によせし心もいつしかに秋にうつらふ黒木赤木のませのうちによしある花の色々。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
それは自然自他ともにそれを感ずるのであって、自分がいかにお天狗でも人はそれを許さず、人の評判ばかり高くて虚名がよしあるにしても、楽屋内では、それを許さない。
— 仏師の店のはなし(職人気質) 『幕末維新懐古談』 青空文庫
将軍様真筆の遺言状など、あるはずはなく、よしあるとも、何んの越中定信なんどの手に……」「かくなりましては万事万端、申し上げまするでござりまするが、将軍様ご真筆のご遺言状、しかも殿にとり不利のお書き附け、将軍様よりご存知のお浦の手へ……」「ナニお浦の手へ?
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
すなわち立派な道理がない、よしあるとしても、われわれがこれを見いだし得ないときは、しばらくこれを名づけて偶然という。
— 井上円了 『妖怪学一斑』 青空文庫
里俗の伝へに平氏といへるもよしあるに似たり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
いや、我々がとっくり自分を判断するならば、よしある動物がこの点で我々ほどに恵まれていないとしても、我々以上に恵まれているものもまた、ほかに沢山あるのだということがわかるであろう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
だがそんなものは、よしあるにしても稀である。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
そして、「この中に、よしある人の娘もいるか」 と、訊ねられた。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
作例 · 標準
「その人物は、家柄も由有る名門の出であった。」
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「彼の言葉には、由有る重みがあり、皆が静かに耳を傾けた。」
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「「へえ、あの方は由有る方だったんだ。知らなかったよ。」」
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