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迸り

ほとばしり
名詞
1
標準
gusher
文例 · 用例
仲蔵なかば、独り言の様に、T「立派な親が ないからだ」 尚も強く、T「立派な家柄がないからだ」 遂に常日頃心の底に秘めて居た欝憤が涙と共に迸り出た。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
次にチョッキの隠袋から、何か小さなものを出して、火縄でそれに点火したのを、手早く筒口から投げ入れると、半秒足らずくらいの後に、爆然と煙が迸り出て、鈍い爆音が聞える。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
だんだん目が馴れて来ると弾が上がって行く途中の経路を明瞭に認める事が出来る、そして破裂する時に、先ず一方へ閃光のように迸り出る火焔も見え、外被が両分して飛び分れるところも明らかに見る事が出来る。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
ややもすれば筆の先に迸りでようとする感激を、しいて呑みくだすように押えつけた。
有島武郎 星座 青空文庫
おぬいも反射的に立ち上ってその方に行きかけたが、二人が触れあわんばかりに互に近寄った時、渡瀬の全身から何か脅かすようなものが迸りでるのを感じて、急いで身をひるがえしてもとの座になおった。
有島武郎 星座 青空文庫
自分でも知らずに長く抑えつけていた孤独の感じが一度に堰を切って迸りでたかと淋しかった。
有島武郎 星座 青空文庫
巧妙な作戦といふよりも、溢れてゆく彼の性格の迸りであるのを知つた。
有島武郎 青空文庫
何という太く逞しい自分の悪血の迸りだ。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
作例 · 標準
血管を破ってほとばしり出た血のほとばしりが地面を濡らした。
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彼の胸からは、熱い情熱のほとばしりが感じられた。
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噴火口から溶岩がほとばしりのように流れ出した。
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