荷室
にしつ
名詞
標準
trunk (of a car)
文例 · 用例
「西部劇通信」にも無論個性は十分に現はれてゐるのであるが、人物をギリシャ人に仕立てたりするあの仮構は、作者自身にしつくりしたことではなかつたと思ふ。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
『虱や、ご生だからたからないでおくれ、私にしつつこくしないでおくれ、おまへはほんとに不愉快だ』そして痒いところへ手をやらうともしなかつた。
— ―人魚詩社の人たちに與ふ― 『諷詩』 青空文庫
此れ迄色々の所謂勝地に建つて居る別莊などを見ても、自分の氣持にしつくりはまるやうなものはこれと云つて頭に止まつて居ない。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
それから古い革手袋や、昔はやつたお高祖づきんの布つ片にしつかりくゝつて。
— 岡本かの子 『愚なる(?!)母の散文詩』 青空文庫
……… 實際あんな單純な冷覺や觸覺や嗅覺や視覺が、ずつと昔からこればかり探してゐたのだと云ひ度くなつたほど私にしつくりしたなんて私は不思議に思へる――それがあの頃のことなんだから。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
面を蔽えというままにしつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
越中然らばうけ候へとて、座頭の天窓へしたゝかにしつぺいを張る。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
東第一病棟の三人の患者は、この新患者が自分たちのすぐ近くに寢てゐるといふことに不思議な滿足を覺え、けふからの病院生活を樂しみにしつつ、空も海もまつたく明るくなつた頃やうやく眠つた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
作例 · 標準
旅行に行く時は、荷室がいっぱいになるくらい荷物を持っていくことが多い。
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この車の荷室は広く、たくさんの買い物袋を積むことができる。
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シートを倒すと荷室がさらに広がり、大きな荷物も楽々運べる。
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