調摂
ちょうせつ
名詞
標準
文例 · 用例
されども彼は今もなほ往々自ら為せる残刻を悔い、或は人の加ふる侮辱に堪へずして、神経の過度に亢奮せらるる為に、一日の調摂を求めざるべからざる微恙を得ることあり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
是を稲作の振興期のように解した人もあるか知らぬが、実は今までの用水が不足した際に、その分配を調摂し、且つ能うべくは新たな田を、開き添えようとしたものであって、その点にかけては(四)の堰掛りと同じに、すでに一種の外資借入れのようなものであった。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫