ピエ
ピエ
名詞
標準
pied (bottom part of a macaron)
文例 · 用例
兎唇の手術のために入院している幼児の枕元の薬瓶台の上で、おもちゃのピエローがブリキの太鼓を叩いている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
「われら血まなこの態になれば、彼等いよいよ笑ひさざめき、才子よ、化け物よ、もしくはピエロよ、と呼稱す。
— 太宰治 『「地球圖」序』 青空文庫
ソウ リウユチエ プルシュエ テイ ユーピンテンチュンチュ シチュネンカイン シュエ タ トンチェンチャン ペイ ハイ ピエン………… ふと、幹太郎は、やけッぱちな、蘇武の歌を耳にした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
役者では主役のピエールよりも脇役のニコラというロシア人がわざとらしくないいかにもその人らしいところがよかった。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
この「氷を持って来い」が結局大事件の元になっておやじはピエールに二階から突き落とされて死ぬ事になるのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
めくらの名まえをかりにジャンといい、ちんばの名まえをピエールといっておきましょう。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
このジャンとピエールとは初めの間は市場などに行って、あわれな声を出して自分のかたわを売りものにして一銭二銭の合力を願っていましたが、人々があわれがって親切をするのをいい事にしてだんだん増長しました。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
そしてめくらのジャンのほうは卜占者になり、ちんばのピエールのほうは巡礼になりました。
— 有島武郎 『かたわ者』 青空文庫
作例 · 標準
マカロンを焼く際、生地の縁に綺麗な「ピエ」ができると、お菓子作りが成功したと実感する。
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オーブンの温度が高すぎると、ピエが横に広がらずに生地が割れてしまうことがある。
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パティスリーに並ぶマカロンは、どれもピエの高さが揃っていて職人技を感じさせる。
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