幻辞.com

都遷り

みやこうつり
名詞
1
標準
文例 · 用例
其で凡そ、都遷りのなかつた形になつたので、後から/\地割りが出来て、相応な都城の姿は備へて行つて居た。
――初稿版―― 死者の書 青空文庫
』又おなじ年の六月の頃、にはかに都うつり侍りき。
鴨長明 方丈記 青空文庫
都うつりを誹るならまだしものこと、歌ふに事かいて、あんなことをまで。
『白鳳』第一部 春泥 青空文庫
治承四年六月三日の日、天皇は福原へ行幸し、都うつりさせ給うとのことである。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
都うつりの噂はかねて流れてはいたが、まだまだ先のことであると人々は思っていた。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
さる安元以来、多くの大臣公卿を殺し、あるいは流し、法皇を押しこめたり、第二皇子高倉宮を討ちとるなど、悪逆非道の行ないを尽している平家の残された悪行は、都うつりだけである。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
もっとも都うつりには多くの先例がある。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
都うつりの時、新都に住家をつくるため、壊せる家は壊して材木にして筏を組み、賀茂川、桂川に浮べて運び、あるいは持てる家財を運んだあと叩き壊して川に打ち捨てたのであった。
第五巻 現代語訳 平家物語 青空文庫