要論
ようろん
名詞
標準
文例 · 用例
さとりは全然不必要だと主張するのは、鎌倉時代に起った新興仏教の法然、親鸞、日蓮等の諸宗祖の見解で、これを述べる前に、曹洞禅の中のあるものの説くさとり不必要論を紹介しますと、さとれるようなさとりは小さなものだ。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ところで平安末期に起った法然上人の浄土宗、鎌倉期の日蓮宗の日蓮聖人、浄土真宗の親鸞聖人、いずれもさとり不必要論者であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
それにあの畸狂変態の世界を作り出した種々な手法には、さしずめ、書庫にあるグイド・ボナットー(十三世紀伊太利のファウストと云われた魔術師)の『点火術要論』やヴァザリの『|祭礼師と謝肉祭装置』などの影響が窺われるね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
ニューヨルクの弁護士某氏は、熱弁を掉ってイギリスの前国会議員某氏の国際条約必要論を駁撃し、「真理は人類の公有物である。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
『統計論』の後に出版されたプウシェの『統計学要論』〔Statistique Ele'mentaire〕 によれば、共和制第十一年に、出生の総人口に対する平均比率を確かめるという表面の目的のために、シャプタル氏の命の下に一つの調査が行われた1)。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
誤訳なども多くあるかもしれないこの「純粋経済学要論」が、これらの人々にとっていくらかの役に立ち得るならば、訳者のこの仕事は無駄にはならぬであろう。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
厳密に訳せば、書名は「純粋経済学要論――社会的富の理論」とせられねばならぬのではあるが、称呼上の簡便を期するため、単に「純粋経済学要論」としておいた。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
第一部 純粋経済学要論すなわち社会的富の理論。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫