打ち合う
うちあう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to hit each other
文例 · 用例
次には剣を持って来て斬り合いましたが、打ち合うたんびに剣が折れて斬り合うことが出来ません。
— 夢野久作 『二人の男と荷車曳き』 青空文庫
肉体と肉体とが、打ち合う無気味な音が、波のひびきよりも高く聞えた。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
身体と身体とが、打ち合う音、筋肉と筋肉とが、軋み合う音、それは風雨の争いにも、負けないほどに恐ろしかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
おまけに、太刀を打ち合うごとに、その男が胸に吊している十字架が甚兵衛の目を射た。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
主人の三尺に近い太刀と、市九郎の短い脇差とが、二、三度激しく打ち合うた。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
二つの河の流れの打ち合う波のうえで、大理石を積んだ小舟がゆるゆると波にもまれて廻っていた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
参木は打ち合う工女の髪の匂いの中で、揉まれ出した。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
打ち合うラップボートの音響と叫喚に攻め寄せられて、次第に反共産派の工人たちは崩れて来た。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
作例 · 標準
例句