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座下

ざか
名詞
1
標準
nearby (one's seat)
文例 · 用例
それは第一に狂言が不評判だつたことで、私共はどちらかといへば、上座下座両座の大夫その他が努力して伝統を保つてゐる能それ自体よりも、実は狂言の方を高く評価すべきだと思つてゐたからである。
折口信夫 村で見た黒川能 青空文庫
いったい、ここへ何しに来たのだ」 喬生は、その座下に拝して、かの牡丹燈の一条を訴えると、法師は二枚の朱い符をくれて、その一枚は門に貼れ、他の一枚は寝台に貼れ。
牡丹燈記 世界怪談名作集 青空文庫
頭上の星も、霜夜も、座下の荒莚も忘れて、彼等もしばし忘我の境に入った。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
体量は二十二貫、アラビア種の逸物も将軍の座下に汗すという。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
そこでまず試みに浄土宗の要領を叩いて見ると、法然が答えて、「お前は天台の学者であるから、まず三重の念仏を分別して聞かせよう」 と数刻に亙って細々と念仏の要旨を説き聞かせたので聖光房の高慢の心が直ちに止み、長く法然を師として暫くも座下を去らずに教えを受けた。
中里介山 法然行伝 青空文庫
四月十一日金     虚子先生座下      ○明治三十九年四月二十八日(葉書) 拝啓 毎月清国南京へ送って頂いた『ホトトギス』は今月から御やめにして下さい。
高浜虚子 漱石氏と私 青空文庫
十月十六夜金     虚子大人座下      ○明治三十九年十一月九日(封書) 昨日は御出かと思って居たら東洋城の注進で顔がはれたという訳で髪結床も油断のならないものと気がつきました。
高浜虚子 漱石氏と私 青空文庫
十二月九日夜夏目金之助     虚子先生座下      ○明治三十九年十二月十一日(封書)「正義組」拝見趣向はいいですがあれでは物足りませんね。
高浜虚子 漱石氏と私 青空文庫
作例 · 標準
座下に控えさせていた小姓を呼び、冷たい水を持ってくるよう命じた。
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文台を座下に引き寄せ、おもむろに筆を走らせ始めた。
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供の者は主君の座下に跪き、かしこまって沙汰を待っている。
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2
標準
Dear (Mr./Mrs.)
作例 · 標準
手紙の脇付に「座下」と記すことで、相手への深い敬意を表した。
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恩師への書簡の宛名に「座下」と添え、これまでの感謝を綴った。
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かつての上司宛の封筒に、不慣れながらも「座下」と書き入れた。
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