干し鯣
ほしするめ
名詞
標準
文例 · 用例
擦違うと、干鯣のような匂のする女だ。
— 小栗風葉 『世間師』 青空文庫
青ぐろく引っ吊れている彦兵衛の顔を見ると、同心たちは、おかしくなったのであろう、干鯣を裂きながら、笑って云った。
— 吉川英治 『鍋島甲斐守』 青空文庫
干鯣を持ったり、沢庵漬をかじったりして、慰労の酒に、兵たちが、はしゃぎ出した。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
たった今、干鯣と酒を手にもって、天下国家を論じていたのかも知れない七人である。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
干鯣か魚屑のにおいだろうか。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫