ルネット
ルネット
名詞
標準
lunette
文例 · 用例
レコードは浅草の盛り場の光景を描いた「音画」らしい、コルネット、クラリネットのジンタ音楽に交じって花屋敷を案内する声が陽気にきこえていた。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
お杉は部屋を片附けると、参木の愛用しているコルネットの銀の金具を恐そうに撫でてみた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
振り廻されるトロンボーンとコルネット。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
ダンテはブルネット・ラティーニの記録に從ひ、遷都を三三三年、ユスティニアヌスの即位を五三九年の事とせるなりと〔神の鳥〕鷲〔エウローパの際涯〕ヨーロッパの東端にあるビザンティウム。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
但しユスティニアヌスの妻テオドラはこの派の熱心なる信仰者なりしもユスティニアヌスはかゝる信仰を懷きしにあらず、ダンテ或ひはブルネット・ラティーニの言によりてかく録せるにあらざるかと註釋者いふ一六―一八〔アガピート〕アガペトゥス一世(五三五年より翌六年まで法王たり)。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
また『神曲』中ダンテがこの敬語(即ちヴォイ)を用ゐし例はブルネット・ラティーニ及びベアトリーチェに對せる場合に見ゆるのみ、但しこの語の變化を用ゐし例はその他にもあり〔その族の中にて〕註釋者曰。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
伽藍鳥は己が血を注ぎて、死せる雛を蘇生せしむとの傳説(くはしくはスカルタッツィニの引用せるブルネット・ラティーニ著『テゾーロ』の一節參照)により、キリスト即ち十字架の血にて人類を生きかへらしむる救世主の象徴として中古弘く用ゐられきといふ〔胸に倚りし者〕聖ヨハネ。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
美紗 あのコルネット吹きとあたしが?
— 久生十蘭 『喪服』 青空文庫
作例 · 標準
教会の壁に設けられた半円形のルネットには、美しいステンドグラスがはめ込まれていた。
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要塞の防御力を高めるために、主壁の前に小さなルネットが築かれた。
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画家は、天井画の中央にあるルネットに、聖母マリアの姿を描いた。
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ウィキペディア
ルネット(仏:lunette)は、壁面の半円形の部分を指し、開口部(窓)になっている場合もある。フランス語で「小さな月」を意味する。アーチの土台となっている柱の上に水平なコーニスを差し渡したとき、その上のアーチとの間にルネットができる。ドアの上に半円形のアーチを形成したときの壁面または窓がルネットとなる。主玄関の上の窪んでいて装飾されたルネットは、ティンパヌムと呼ばれることがある。
出典: ルネット — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0