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身土

しんど
名詞
1
標準
文例 · 用例
『教行信証』化身土巻には道綽の『安楽集』を引いて次のごとく記されている。
三木清 親鸞 青空文庫
『教行信証』化身土巻における三願転入の自督に続いて正像末の歴史観が叙述されているということは、この歴史観に基づく自覚が三願転入の根拠であることを示すものと考えなければならぬ。
三木清 親鸞 青空文庫
かようにして化身土巻において、第十九願と二十願とについて釈意しつつきた彼は、自己の宗教的生の歴程について告白するのである。
三木清 親鸞 青空文庫
そして、日本へ帰れば何より先ず畑を耕したいと思ったりしたことも、今ごろ漸く実行し始めた彼だったが、「身土不二」という昔からある言葉の深い意味も、こうして打つ鍬の重さ、土の匂い、汗の香の中から味われて来る思いがした。
横光利一 旅愁 青空文庫
自分の手で耕すことの出来る範囲の狭さでも良い、若干の土地を握ってみたい欲望を彼は強く感じて来ると、それも父から貰った金銭で買い需めたくはなく、自分で得た金銭で需めねば、身土不二の意の深さもその根さえ識りがたいと思えて残念だった。
横光利一 旅愁 青空文庫
生きながら半身土埋めにされて、野鳥や獣に肉を喰われて、泣き喚めいている者。
宮本百合子 日は輝けり 青空文庫
『本校出身土井八枝子が古來の土佐の名物の起き上り小法師に多少の考案を加へ、表はやさしく内の強い日本女性の理想的象徴としようとして、人形研究家山田徳兵衞氏に諮つた結果、同氏の努力に依つて出來たのが此姫達摩であります、衣裝は土佐の珊瑚色、臺は仙臺名産の埋木であります。
土井八枝 隨筆 藪柑子 青空文庫
村人たちはこう語りながら、半身土まみれになったおかやの躯を家の中へ担ぎ入れて来た。
二十三年 日本婦道記 青空文庫