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ぐれる

ぐれる異読 グレる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to stray from the right path
文例 · 用例
〔盆地に白く霧よどみ〕盆地に白く霧よどみ、  めぐれる山のうら青を、稲田の水は冽くして、  花はいまだにをさまらぬ。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
をさけびたけり足ぶみて、  をどりめぐれるすがたゆゑ、老いし博士や郡長、     やゝ凄涼のおもひなり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
姉さんぶるわけぢやないけど、修業中だけはお謹みなさいね」「馬鹿々々々々々々……ぶんなぐるぞ」「なぐれると思ふならなぐつて頂戴、さ」 勃凸は本当にその芸者の肩に手をかけてなぐりさうな気勢を示した。
有島武郎 青空文庫
――おなじ桜に風だもの、兄さんを誘いに来ると悪いから―― その晩、おなじ千羽ヶ淵へ、ずぶずぶの夥間だったのに、なまじ死にはぐれると、今さら気味が悪くなって、町をうろつくにも、山の手の辻へ廻って、箔屋の前は通らなかった。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
入口にはようよう人間のくぐれるくらいの小さい穴があるので、三人は犬のようにその穴からはいって行くと、路はだんだんに広くなると同時に、だんだんに地の底へ降りて行くように出来ていて、およそ五十尺ほども降りたかと思うころに初めて平地に行き着いたといいます。
岡本綺堂 マレー俳優の死 青空文庫
この、むずかしいことを、周囲のみんなから祝福されてしとげる法はないものかしら、とひどくややこしい代数の因数分解か何かの答案を考えるように、思いをこらして、どこかに一箇所、ぱらぱらと綺麗に解きほぐれる糸口があるような気持がして来て、急に陽気になったりなんかしているのです。
太宰治 斜陽 青空文庫
この農場は、私の父が子供の可愛さから子供の内に世の中の廃りものが出来たときにその農場にゆけば食ひはぐれることはあるまいといふ考へからつくつたものであります。
有島武郎 農場開放顛末 青空文庫
ここらの車夫は百姓の片手間なので、前から頼んで置かないと乗りはぐれることがあるそうです。
岡本綺堂 探偵夜話 青空文庫
作例 · 標準
「あいつ、中学に入ってから悪い仲間と付き合い始めて、すっかりぐれちまったな」
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厳格すぎる家庭環境に反発して、彼は一時的にぐれることで自分の居場所を探した。
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かつてぐれていた少年が、ボクシングに出会って更生し、世界チャンピオンを目指している。
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