毛見
けみ
名詞
標準
文例 · 用例
『中山世譜』〔『球陽』〕に、尚清王嘉靖七戊子年命毛見彩授那覇里主此職自此始已無疑矣 この時に至って那覇は全く出来上って、泊港の繁昌を奪ったのである。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
力なく毛見のすみたる田を眺め十月十一日 大崎会。
— 高浜虚子 『五百五十句』 青空文庫
摺れっ枯しの、爛熟し切った美女お金の方に代るものは、野の花のように素朴で、野の花のように純粋でなければならないと気が付くと、美人|狩出しのために特別な役人を置き、御領内何百ヶ村を毛見の衆のように探し廻らせました。
— 暴君の死 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
しかもこうして字の名になっているということは、その他の地域がまだ永く、年々の毛見を必要としたことをも意味するのである。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫