クラーレ
クラーレ異読 クラレ
名詞
標準
curare
文例 · 用例
もし子どもがクラーレなり何か他の邪悪な薬なりに浸された矢の一本に刺されようものなら、意味するところは死。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
其れ等の研究に依るに、彼等は何れも矢毒(即ち野獣を射て之を毒殺すべく鏃に塗る毒)クラーレ、ヴェラトリンの如き猛毒の使用を知り、併せて阿片、規那、大麻ヤラツパ、など諸多の薬剤の使用を知つて居る。
— 小酒井不木 『毒と迷信』 青空文庫
そして、稀に印度大麻にストリヒナス属(矢毒クラーレの原植物)が寄生すると、その果実を土人が珍重して呪術に用ゆるけれども、恐らくそれではないか――という報告を一つもたらせたのみである。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
然るに、クラーレ毒矢にて射倒したる一匹を、捕獲したる鬣狗の檻際へ置けるに、全身動かず死したりと思いし羚羊の眼が、俄かに瞳孔を動かし恐怖の色を現わしたり――と。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
然しその花弁には、多分クラーレあたりの、皮膚を痳痺させる毒物が塗られていたに違いない。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
今日はクラーレットにレモナードを混ぜて飲んだ。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
岩蔭は風淀で、昼すぎの日をまともにうけても、私はぶるぶる震えていた、クラーレットもこうなると役には立たない。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
確かにクラーレットよりも強くない程である。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
クラーレは、南米の原住民が狩猟に使う毒矢の材料だった。
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医療分野では、クラーレの成分が筋弛緩剤として研究された。
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クラーレの毒は、神経系に作用し麻痺を引き起こす。
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ウィキペディア
クラーレ (Curare) とは、南アメリカ一帯の原住民によって狩猟に用いられている毒物の総称である。地方によって成分は大きく異なるが、いずれも矢に込めて使用される。日本では毒物及び劇物取締法により毒物に指定されている。
出典: クラーレ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0