三国一
さんごくいち
名詞-の形容詞名詞
標準
unparalleled in Japan, China and India
文例 · 用例
富士のような三国一の高名者になろう。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
けふも馬上の寛濶に、殿は伊達者の美い男、三国一の備後様、しんととろりと見とれる殿御。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
さらば、なつかしきK先生、三国一の善光寺参拝|旁昔を偲ぶ虎之助さんの墓でも見に御出かけになりませんか。
— 田山録弥 『田舎からの手紙』 青空文庫
六 三国一の善光寺参拝旁、昔を偲ぶ虎之助の墓でも見にお出でになりませんか。
— 田山録弥 『田舎からの手紙』 青空文庫
その歌、「高い山から谷底見れば」「摺り鉢を伏せて眺めりゃ三国一の」などはあえて奇とするに足りないが、「芝になりたや箱根の芝に、諸国諸大名の敷き芝に、ノンノコセイセイ」「コチャエ、コチャエは今はやる、若い衆が、提灯雪駄でうとてゆく」などの古色に至っては、けだし読者の一粲を博するに足りるだろう。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
それは、『藤十郎殿は、この度の狂言の工夫には、ある茶屋の女房に偽って恋をしかけ、女が靡いて灯を吹き消す時、急いで逃れたとの事じゃが、さすがは三国一の名人の心掛だけある』と云う噂であった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
『偽にもせよ、藤十郎殿から恋をしかけられた女房も、三国一の果報者じゃ』と、艶めいた京の女達は、こう云い添えた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
ことに、七日の宵がまたうってつけのたなばた晴れで、加うるに式部小町とあだ名をされた上野山下の国学者|神宮清臣先生の愛女琴女が、その夜のたんざく流しに三国一の花婿選みをするという評判でしたから、物見高いはいつの世も同じ江戸っ子のつねです。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は三国一の剣豪と謳われた、伝説の武士だ。
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彼女の歌声は三国一と評され、多くの人々を魅了した。
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この寺院は、三国一の美しさを誇る庭園を持っている。
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