元歌
もとうた
名詞
標準
original song
文例 · 用例
あいぬを言はないまでも「にやにやとやら」の元歌がやはり、さうした傾向を以つて説かれてゐる。
— 折口信夫 『東北民謡の旅から』 青空文庫
其章句だけは一見したけれども、意味がはつきりとせぬ上に、若干の近代語がまじつて居るのを見ると、果してそれが元歌であるか否かも明白でない。
— 柳田國男 『伊豆大島の話』 青空文庫
しかし五郎の口にのぼって来るのは〈暗号符字のまごつきに〉という部分だけであって、あとは元歌通りだ。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
ちはやふる神々をいさめなればみろく踊のめでたしまことやら熱海の浦にみろく御舟が着いたとよともへには伊勢と春日の中は鹿島のおん社 云々 他にもまだ色々の歌はあるが、鹿島踊というからには是が元歌であったろう。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
私の句碑(松はみな枝たれて南無観世音)の前で撮影、私も久しぶりに法衣をもとうた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
裏の洗濯川もとうたう涸れてしまつた、赤ちやん持の妻君は閉口してゐる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
女の世界もとうたうやられましたか。
— 伊藤野枝 『書簡 大杉栄宛』 青空文庫
作例 · 標準
この曲は、有名な民謡を元歌にしたアレンジバージョンだ。
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彼はカバー曲を歌う前に、必ず元歌をよく研究する。
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多くのフォークソングには、伝承歌や童謡を元歌とするものが多い。
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