師範代
しはんだい
名詞
標準
assistant instructor
文例 · 用例
諸公のお手並み拝見に参ったのよ」 うち笑みながら静かにいって、しきりに門弟たちの首実検をしていましたが、そのとき計らずも名人の注意を強くひいたものは、わき目もふらず一心不乱に弟|弟子たちへけいこをつけている師範代らしい一人です。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
娘は、そこにおそるべき名人がさし控えているのも知らぬげに、ためらい、はじらいつつも顔をのぞかせると、一心不乱にけいこさいちゅうのその師範代を、恨みがましくにらめるようにして、さらに呼び立てました。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
」 さっと立ち上がりながら、すかさずにつかつかと追いかけると、源之丞と呼んだ師範代の若者が相手にしようともしないのを恨むように、おこったように、やさしくにらみにらみ奥の間へ立ち去ろうとしていた娘のあとから不意に呼びかけました。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
あの右のガッチリした奴は師範代の等々力門太とかいう奴で、左のギロリとした野郎はたしかに一番弟子の吉田兵助とかいう奴でごぜえます」「ほほう、左様か。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
代りが行くぞッ」 突如、門人溜りの中から、気合の利いた怒声が爆発したかと思われるや一緒に、兵助が叩き落された真槍素早く拾い取って、さッと不意に、横から襲いかかったのは師範代|等々力門太でした。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
十七代連綿として相つづき、その最後の第十七代|松平上野介忠敏こそは、幕末剣客中の尤物で、神田講武所の師範代を長らく勤め、かの清川八郎なぞと共に、新徴組を組織して、その副隊長に擬せられた一代の風雲児です。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
開き扉を音高く開けて、走り入って来たのは、大坂以来、一松斎につききりの一の弟子、師範代を勤める、門倉平馬という、髪黒く眼大きく、面長な、やや顎の張った、青白い青年だった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
その方に師範代などと言う名義を与えたこともない。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
師範代が初心者クラスの指導を担当した。
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彼は師範代として、道場の運営にも関わっている。
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若い師範代が、師範の跡を継ぐことが決まった。
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