切り倒す
きりたおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to cut down
文例 · 用例
いつたい「櫻の園」には第一|幕の汽車の音、第二|幕のギタアの音色、第四|幕の終りの櫻の木を切り倒す斧の響きなどと、塲面々々の感じと相俟つて音響の効果が實に巧に用ゐられてゐるが、私の狹い知識の範圍では、戯曲に球突の球の響きなどを用ゐたのはひとりチエエホフあるのみのやうである。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
そこへ付け込んで値切り倒すほどの悪い料簡もないのと、いくらか気の毒だと思う心もあるのとで、父はそれを三|歩に買おうと言いますと、相手は大層よろこんで、いや三歩には及ばない、二歩で結構だというのを、父は無理にすすめて三歩に買うことにしました。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
播磨は一刀にその肩先より切り倒す。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
「大切なお品を半金に値切り倒すといっては、先様の思召しがどうあろうも知れない。
— 化け銀杏 『半七捕物帳』 青空文庫
来年はきつとなりますから、切り倒すことだけはお免し下さい。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
チェホフの桜の園で、桜の木の切り倒される悲しさは日本で同一の木を切り倒す悲しさとは、その質が根本から違っている。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
二人の苦力が組になつて、伐倒や玉切りをして、一日やつと立木四本位を切り倒す位だつたかなと、森林官としてチャンボウへ出張してゐた頃を富岡は思ひ出してゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
枯れた大木などあの大鉞で、切り倒すのでございます」「ここがどこだか知っているか?
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
台風で倒れそうな木を、早急に切り倒す必要があった。
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開発のために、森の木々を大量に切り倒した。
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「邪魔な低木は、このチェーンソーで一気に切り倒してしまおう。」
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