親牛
おやうし
名詞
標準
文例 · 用例
今日はひるすぎ、うっかりしてこうしの柵をあけておいたもんですから、大将さっそく親牛のところへ行って半分ばかりのんでしまいましてね……」その人はわらいました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
今日はひるすぎうっかりしてこうしの柵をあけて置いたもんですから大将早速親牛のところへ行って半分ばかり呑んでしまいましてね……」その人はわらいました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
今日はひるすぎ、うつかりしてこうしの柵をあけて置いたもんですから、大將早速親牛のところへ行つて半分ばかり呑んでしまひましてね……。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
今日は〔ひ〕るすぎうっかりしてこうしの柵をあけて置いたもんですから大将早速親牛のところへ行って半分ばかり呑んでしまひましてね……」その人はわらひました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
親牛は長いこと、夕方まで休息していた。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
が、姑がそれを見た頃には、蓆を敷き、その上に仔牛を載せた荷車に、もう親牛はついていた。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
濠に隣った牧牛舎の柵の中には親牛と小牛が四、五頭、愉快そうにからだを横にゆすってはねている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
牛舎のほうでは親牛と子牛とを引き分けて運動場にだしたから、親牛も子牛もともによびあって鳴いてる。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫