賦存
ふぞん異読 ふそん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
existence (of natural resources)
文例 · 用例
結局まあ、損も得も無く、一長一短といふやうなところか、久しぶりで思ふぞんぶん歌つたり踊つたりしただけが得、といふ事になるかな?
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」「いま……」(いま)と云ふぞんざいな言葉が、周次には可愛かつた。
— 林芙美子 『多摩川』 青空文庫
狹い日本の内地で、小さい椅子にしがみついてゐるよりも、遠い處へ行つて、思ふぞんぶん働いてみたい、と思つてゐた。
— 林芙美子 『就職』 青空文庫
その下に黒猫は目覚めて、あれ、思ふぞんぶんに伸びをする。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
もちろん、思ふとほりのものが、思ふぞんぶんに食べられるといふことはない。
— ――「列」解消のために 『一つの試案』 青空文庫
「ええ、わたしはこの通り臆病な小娘ですのよ」――すなほに伏目を作りながら、千恵は思ふぞんぶんHさんに凱歌を奏させてあげたのです。
— 神西清 『死児変相』 青空文庫