飄々
ひょうひょう
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #36986 · 青空 153 例
標準
whistling (wind)
文例 · 用例
飄々として唸りながら、無限に高く、穹窿の上で悲しみながら、いつも一つの遠い追憶が漂っている!
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
現世とはただわずかな糸でつながって、飄々として風に吹かれているような趣があったかもしれない。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
蒼空に人の點あり、飄々として風に吹かる。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
然うした身にも、生命の惜さに、言はれた通りに目を瞑ぎました後は、裾が渦のやうに足に煽つて搦みつきますのと、兩方の耳が風に當つて、飄々と鳴りましたのばかりを覺えて居ります。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
飄々とカンのまま雲に上り空に架することができた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
風貌も、その時はちゃんとネクタイをしておられたし、飄々などという仙人じみた印象は微塵も無く、お顔は黒く骨張って謹直な感じで、鉄縁の眼鏡の奥のお眼は油断なく四方を睥睨し、なつかしいどころか、私にはどの先生よりも手剛いお方のように見受けられた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
上甲板の欄干に凭りて秋天一碧のあなた、遠く日本海の西の波に沈まむとする落日を眺めつゝ、悵然たる愁懐を蓬々一陣の天風に吹かせ、飄々何所似、天地一沙鴎と杜甫が句を誦し且つ誦したる時、その船の機関長とか云ふ赭髯緑眼の男来つて、キヤン、ユウ、スペーク、エングリツシ?
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
かの女の引締まって居た気持を、急に飄々とさせるような空漠とした音であった。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
作例 · 標準
冬の嵐の中、風が窓を打ちつけ、飄々と音を立てて吹き荒れた。
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森の奥深くで、古木の枝を揺らしながら風が飄々と通り過ぎていく。
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夜道を歩いていると、どこからともなく風が吹き始め、枯葉が飄々と舞い上がった。
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標準
fluttering (in the wind)
作例 · 標準
洗濯物が風に揺られ、飄々と空を泳いでいるように見えた。
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夕暮れの河原で、ススキの穂が秋風に飄々と揺れていた。
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彼女の長い髪が、微かな風を受けて飄々と顔の周りをなびいた。
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標準
staggering
作例 · 標準
泥酔した男は、千鳥足で飄々と街灯の下を歩いていた。
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怪我をした鳥が、左右に体を傾けながら飄々と歩く姿が痛々しかった。
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バランスを崩し、彼はまるで飄々と踊るかのようにふらついた。
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標準
aloof from the world
作例 · 標準
彼は世俗の欲にとらわれず、飄々とした生き方を選んだ。
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どんな困難な状況でも、彼は常に飄々とした態度を崩さなかった。
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周りの意見に左右されず、飄々と自分の道を貫く彼の姿勢に感銘を受けた。
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