山づと
やまづと
名詞
標準
souvenir from the mountains
文例 · 用例
遠山に見えゐし花も散りにけりさしながら早くも散るや山桜 和香女 山づとに折りとってきたのか、山桜の花をさしている。
— 杉田久女 『桜花を詠める句』 青空文庫
此たまふりに来た山人のみやげが山づとで、此を里のものと交換して行つたのです。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
此祓ひのすんだしるしに、山人の持つて来た山づとを家の内外に飾り、身にもつけます。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
此が正月飾りの起りで、山かづら・羊歯の葉・寄生・野老・山藍・葵・榧・山桑など、何れも山づとと見られるものです。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
これから考へて見ますと、門松も、やはり山人のもつて来た山づとの一種であつたに相違ないのですが、其木は必しも一種ではなかつたかと思ひます。
— 折口信夫 『門松のはなし』 青空文庫
宮廷の御儀になつたのは、一種の固定で、これも、元は山人の山づとであつたので、それを群臣がまねて、天子への服従を誓ふ式としたのだと思ひます。
— 折口信夫 『門松のはなし』 青空文庫
山人の携へて来るものが、山づとと呼ばれて、市日に里人と交易せられた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
あしびきの山村行きしかば、山人の我に得しめし山づとぞ。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
作例 · 標準
山住みは、自然の恵みを最大限に活用して生活している。
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