花火線香
はなびせんこう
名詞
標準
toy fireworks
文例 · 用例
夫人 (打笑む)ほほほ、皆が花火線香をお焚き――そうすると、鉄砲の火で、この天守が燃えると思って、吃驚して打たなくなるから。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
リアリスチツクな心持では、とてもあそこまで入つて行くことが出来ない』『さうですかな』花火線香のやうに 世の中のために破壊されないやうなものでなければ、折角、恋をしたつて、恋をした効がないといふものだ。
— 田山録弥 『不思議な鳥』 青空文庫
花火線香のやうにチラと燃えてそして瞬く間に消えて行つて了ふ。
— 田山録弥 『不思議な鳥』 青空文庫
花火線香のような情火が、いつまたどんな弾みで燃えあがるまいものでもなかったし、新らしい生活に一時飛びつくような刺戟を感じはしても、じきに飽きの来ることも解っていないことはなかったが、それはその時にならなければ、やはり解らないことであった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
噫々今にして花火線香の玉を消したことは返す返すも残念でならない。
— 夢野久作氏を悼む 『夢の如く出現した彼』 青空文庫
切棄てても思想はには、花火線香も爆烈弾の響がするかも知れぬ。
— 徳冨蘆花 『謀叛論(草稿)』 青空文庫
花火線香のような奴とは違ってらあ。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
夏祭りの屋台で、子どもたちは目を輝かせながら花火線香を選んでいた。
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線香花火は、日本の夏の風物詩であり、静かに燃える様子が美しい。
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庭で花火線香を楽しみながら、家族と夏の思い出を作った。
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