連木
れんぎ
名詞
標準
wooden pestle
文例 · 用例
何ら、成算のない勝頼は、二連木や牛窪などの部落を放火して、いたずらに示威して廻っただけであった。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
東 れうやく口に苦し西 れんぎで腹切る 腹は擂木を以て切るべきにあらず、能はざる事をば滑稽に云ひ取れるなり。
— 幸田露伴 『東西伊呂波短歌評釈』 青空文庫
「れんぎょうの花ともちがうようだ。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
つぎにだん/\と寒さも薄らぎ、やがて三月になると、梅、れんぎょう、ぢんちょうげ等の世界となります。
— 本多靜六 『森林と樹木と動物』 青空文庫
百余年むかしの本に、俗諺として、「れんぎやう笑へば梅も笑ひ出す中にふくれる柳かな」といふ文句が挙がつてゐるが、短歌では与謝野晶子夫人の数首の如き、最も古い方であらう。
— 新村出 『連翹の花』 青空文庫
「なんみょうれんぎょう」坐るとすぐに六ちゃんが、仏壇に向っておじぎをしながら、母親に先んじてお願いをする、「――おそっさま、毎度のことですが、どうか、かあちゃんの頭がよくなるように、よろしくお願いします。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
なんみょうれんぎょう」 そして、おくにさんが玩具のような団扇太鼓を叩き、お題目をとなえ始めるのであった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「お願いします、おそっさま」おくにさんのとなえるお題目のあいまあいまに、六ちゃんはしんそこ祈るのであった、「――毎度のことで飽き飽きするかもしれないが、かあちゃんのことはよろしくお頼みします、なんみょうれんぎょう」 おくにさんは胸がせつなくなってくる。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
餅つきでは、つき手が振り下ろす杵を、合いの手が連木で返す。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
昔ながらの製法で、大きな連木を使って薬草をすりつぶしている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
博物館に、江戸時代に使われていたという巨大な連木が展示されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro