知らぬ顔
しらぬかお
名詞
標準
feigned ignorance
文例 · 用例
女は、そ知らぬ顔をして富士を見上げた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
警笛を鳴らしても爺さんは知らぬ顔で一向によける意志はないようである。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
三次が「存じませんね」と知らぬ顔。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
「我子とは誰ぞ」老婦は素知らぬ顔にて問いつ、「幸助殿はかしこにて溺れしと聞きしに」振り向いて妙見の山影黒きあたりを指しぬ、人々皆かなたを見たり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
で、知らぬ顔して奥へ通った。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
脚元近く迫る潮先も知らぬ顔で、時々頭からかぶる波のしぶきを拭おうともせぬ。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
この御縁談のない昔と諦めて、どこまでも知らぬ顔をなされば何もかも無事に済みます。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
犬も何で知らぬ顔をしましょう。
— 夢野久作 『犬の王様』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分に都合の悪いことには、いつも知らぬ顔をする。
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知らぬ顔をして通り過ぎるなんて、ひどいじゃないか。
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彼女の知らぬ顔は、演技だとすぐにわかった。
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標準
unconcerned air
作例 · 標準
彼は知らぬ顔で、何事もなかったかのように振る舞った。
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子供はいたずらがばれても、知らぬ顔でごまかそうとした。
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知らぬ顔でいられるほど、私は図太くない。
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