州崎
すさき
名詞
標準
sandspit
文例 · 用例
辰井の町子は、丁度その頃、始めて出来た飛行機にふり袖姿で乗せて貰つて州崎の原に墜落したと云ふ事が新聞種になり、相当評判をつくつた。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
おぬしらは、この二月に州崎の浜へ流れついた漂民の話を聞いたろう」 駒三郎がいった。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫
九月十三夜の赤銅色の月が、州崎十万坪あたりの起伏の上に、夕靄を破ってぬッと出る風情は、まことに江戸も深川でなければみられない面白い景色でした。
— 棟梁の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
するとこんどはその逃げ出すさきの丘の方から、味方の軍隊が盛んに鉄砲を打ち出した。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
かくすさきは きのねの したで、 ころりんころりん おとしていって。
— THE TALE OF TIMMY TIPTOES 『つまさきチミーのはなし』 青空文庫
」 すさきの浜 顎十郎は、エヘラエヘラ笑って、「どうしてとは、水くさい。
— 野伏大名 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
ただ五文字、『すさきの浜』とだけ書いてあったのでございます」 顎十郎は、へへえといって嚥みこめぬような顔をしていたが、どうしたというのかにわかに喜色満面のていで、つづけさまに古袷の膝をたたきながら、「わかった、わかった、なんのわけはない、そんなことなら、もうこっちのもんだ。
— 野伏大名 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
『すさきの浜』の故事といい、乞食じたての手ぎわといい、察するところ、萩之進というやつは、年は若いが、よほどの秀才と見える。
— 野伏大名 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れ時の州崎には、美しい砂のラインが海に向かって伸びていた。
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地元の人たちの間では、州崎の先端は絶好の釣りスポットとして知られている。
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潮が引くと、隠れていた州崎が姿を現し、向こうの島まで歩いて渡れるようになる。
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