法座
ほうざ
名詞
標準
dharma seat (seat from which one gives Buddhist sermons)
文例 · 用例
その翌日は、昨日と等しく、城中の兵法座敷が美しく掃き浄められて、紅白の幔幕が張り渡され、上座には忠直卿が昨日と同様に座を占めたが、始終下唇を噛むばかりでなく、瞳が爛々として燃えていた。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
すると、彼にとっては第一の寵臣である増田勘之介という小姓が、彼の大杯になみなみと酌をしながら、「殿には、何故この頃兵法座敷には渡らされませぬか。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
園をめぐるは寺院を保護するなり〔白まむ〕白むは縁の色あせて枯るゝなり、牧者其人をえざれば寺院の敗頽するにたとふ八八―九〇〔法座〕法王を指す。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
法座の上の僧正の、たゞひとりの講讃まではつきり拡声機によつて聞かれたことは、好奇心を満足はさせたかもしれぬが、読経のあひまに喉に痰がひつかゝつて、げろげろとあさましく痰を吐くその音まで境内一杯に拡声放送されたのには失笑した。
— 龜井勝一郎 『君臣相念』 青空文庫
……喝ッ」 とたんに、法鼓がとどろき、再びの梵鐘が鳴ると、二人の稚子僧が進んできて、魯達のかぶっている帽子をとらせ、彼の手をとって上人の法座の下へ、ひざまずかせた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――それを鎮めるように、法座の智真上人が、大喝で偈をとなえた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
ここで首座は、長者に代って九花の度牒を法座にささげ、新発意魯達のために、願わくば“法名”を与えたまえと請う。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
高名な僧侶が法座に上がり、集まった信者たちに静かに仏の教えを説き始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は師匠から法座を継ぐ者として、日々厳しい修行に励んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
法座から語られる言葉は深く、聴衆は皆、真剣な面持ちで聞き入っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
標準
Buddhist religious service
作例 · 標準
祖父の一周忌にあたり、親族が集まってお寺で法座を営んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「今度の日曜日、うちでお盆の法座があるから、あなたも顔を出しなさいね。」
幻辭AI · gemini-2.5-pro
法座の後は、参加者全員で食事をしながら故人の思い出を語り合った。
幻辭AI · gemini-2.5-pro