裏切り行為
うらぎりこうい
名詞
標準
act of treachery
文例 · 用例
買ひ溜めとか闇取引とかいふ行為は、従つて、国民相互の信頼と協力を困難にするものでありますから、これは明らかに、敵を利する裏切り行為であります。
— 岸田國士 『生活の黎明』 青空文庫
晩香は長岡での全盛時代、偶々軍需景気の倖運児の妾となったが、元来妾という裏切り行為を屑とせず、断然之を精算して、自ら進んで名家の正妻となったけれども、散々苦労の末、遂に破鏡の憂目に遭った。
— その六 暗い哉 東洋よ 『安吾人生案内』 青空文庫
のみならず、辛酸を嘗め合った同志を穴埋めにした裏切り行為!
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
「行く道をあやまらぬこの国長が、一族の不覚者の裏切り行為を、恥じながら死ぬ死にざまを見て、おのれ※悔の心を起こし、余生をあやまらず踏み行なえ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
そして、帰ってみれば、友田喜造から、風呂の中で聞かされたとおりの、息子の裏切り行為。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
だが自国内の事件に関してそのようなことをすれば、一種の裏切り行為となるだろう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句