ギラリ
ギラリ異読 ぎらり・ギョロリ・ぎょろり・ギロリ・ぎろり・ギロッ・ぎろっ
副詞副詞-と
標準
staring (e.g. eyes)
文例 · 用例
が、慌しく刀を拾うと、何を思う隙も無さそうに、ギラリと冷かに抜いて、鞘を棄てて提げたのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 と小刀をギラリと拔く。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
大将はサーベルをギラリと抜いて兵隊に眼くばせをしますと、兵隊も鉄砲に剣をつけてあとから上って行きました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
充血した顔の、額に顱割のある、髯の薄い人物で、ギラリと輝く黄金縁の目金越に、看護婦等を睨め着けながら、「君たちは……」 と云うた眼が、目金越に血走った。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ただ面を打って巴卍に打ち乱れる紛泪の中に、かの薙刀の刃がギラリと光って、鼻耳をそがれはしまいか。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
赤いお盆がそれこそサーチライトのようにギラリギラリと輝きまわり屈折しまわる。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
痒くてたまらないのでソーッと手を遣って掻こうとすると、直ぐに翁の眼がギラリと光る。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
」と叫んで、ギラリと白刃を抜き放つて見せた。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫