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捕われの身

とらわれのみ
表現名詞
1
標準
captive
文例 · 用例
而も自分は捕われの身である。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
成長するにつれて、妻の面影を宿した美しい子になっていくのがいよいよ楽しみで、今度の都落ちにも一緒につれてゆき、片時も傍を離さなかったのであるが、捕われの身になってからは別れわかれに生捕られて、逢う事のできない親子であったが、今日の別れが、とうとう最後の別れとなったのである。
第十一巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
人間も同じ事で、いかに強い大将軍も、一旦捕われの身になると、心弱く、尾を振るようになるものなのじゃよ」 といって弁護した。
第十一巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
やがて、源氏の武士に捕われの身となって明石の浦に着いた時でございました。
灌頂の巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
西国で捕われの身になって以来の様子や、暗雲に閉された行末のことなど、こまごまとしたためられ、最後に一首の歌が記されてあった。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
そこで、この度、一門の重衡卿は捕われの身となり、東大寺焼失の張本人として、頼朝からも死罪を要求してきてはいるが、独り親しい者たちに別れ、日々、南海をしのび、恋しい者を慕う気持は哀れである。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
侍従は、かつて華やかにときめいた人が捕われの身となって、こんな田舎の宿に泊ることになったのを、ひどく哀れに思ったらしい。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
昨日までは栄華を極めていたものが、劫火に家を失って忽ち路頭に迷い、権勢を誇った武将達は、今日は捕われの身となって都大路を引かれて行く有様をみると、さながら平家物語の世界に在るような気がする。
亀井勝一郎 大和古寺風物誌 青空文庫
作例 · 標準
戦乱の最中に敵軍に捕らえられ、彼は三年間も捕われの身となっていた。
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捕われの身でありながら、彼女は決して希望を捨てず脱走の機会を伺っていた。
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物語の最後で、ついに捕われの身の姫を救い出した騎士は英雄と称えられた。
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