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強ち

あながち
副詞頻度ランク #23001 · 青空 229
1
標準
(not) necessarily
文例 · 用例
私は今茲に、強ち観念を強調してゐるのではない。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
勿論、当人としては相手の個性を嫌つてゐるつもりはない、相手の話しぶりだの手ぶりだの、要するに相手の人間臭を嫌つてゐるつもりなのだが、そんならその話の特に個性的な部分だけでも聴くかといふと強ちさうでもない。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
然るに文学者達が斯くも自信を失つてゐるのは強ちそのせゐであらうか?
中原中也 撫でられた象 青空文庫
それは恰度、音楽に鈍感な女の人が、オーケストラを聴いてゐて、フリュートなぞが単独に吹奏される部分でだけ、音そのものの物理的な快味にだけ感じ入るのに似てゐて、私は明治以降の殆んど全ての文学者が、外国文学の作品を読む時も、そんなやうなものであつたと云つても、強ち過言とは思はないのである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
其処に、「自分」といふものは甚だ稀薄であり、一種の流行があつたばかりといふも強ち過言ではないのである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
そういう特殊な条件の下に置かれた、特殊な人間の頭に映じた議会の第一印象が、かくのごとく特殊なものであり得るという事実だけは、ともかくも一つの記録としてここに誌しておくのも強ち無益の業ではあるまいと思う。
寺田寅彦 議会の印象 青空文庫
もしそうだとすれば自分がここにあえてこの一篇を公にするのも強ち無意味ではないかもしれない。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
この人の絵には詩が無いという人もあるが、強ちそうでもないと思う。
寺田寅彦 二科会展覧会雑感 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日強ちについて考えている。
強ちという言葉は日本語で重要だ。
彼は強ちの意味を理解している。
この文には強ちが含まれている。
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