防毒マスク
ぼうどくマスク
名詞
標準
gas mask
文例 · 用例
その顔には、防毒マスクのようなものをかぶり、マスク中央からは象の鼻のような三本のゴム管が垂れさがり、その先は高圧タンクの口につながっていた。
— 海野十三 『ある宇宙塵の秘密』 青空文庫
消毒衣にゴムの手袋、防毒マスクという物々しい扮装でもって、ワイトマンは立ち向った。
— 海野十三 『軍用鼠』 青空文庫
さらに他方には、東京の巣鴨にある十文字こと子女史が経営している十文字高等女学校では、十文字女史の息子が経営している金属工場の防毒マスクの口金仕上げのために、昨今は自分の女学校の四年と五年の生徒の中の希望者を、放課後二時間ずつ働かせているという事実がある。
— ――明日の婦人へ―― 『新しい婦人の職場と任務』 青空文庫
お前さんがたのここんところは、連日連夜のドイツ軍の空爆で、だいぶん焼きが廻っていると見える」 そういって、金博士は、自分の頭を、防毒マスクの上から、こつこつと叩いてみせた。
— ――金博士シリーズ・3―― 『独本土上陸作戦』 青空文庫
それと同時に、善良な国民の大部をして、何か一定の「官許」とも云ふべき、思想以前の、辞令口上の如きものを、防毒マスクとして用意しなければならぬといふみじめな状態に陥れる危険がある。
— 岸田國士 『新劇の行くべき途』 青空文庫
よく帰って来た」「この前、お父さんにあげた防毒マスクが、いよいよ役に立ちますよ」「うん」長造は感慨探そうに云った。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
」 弦三は、腰をさぐって、彼の手製になる防毒マスクを外した。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
彼は、防毒マスクをスッポリ被ると、すこしでも兄達の住んでいる方へ近づこうと、風下である危険を侵し、避難の市民群とは反対に、神保町から、九段を目がけて、駈け出していった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
作例 · 標準
災害訓練では、参加者全員が防毒マスクの正しい装着方法を学んだ。
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化学兵器の脅威に備え、市民には防毒マスクの着用が義務付けられた。
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「おい、防毒マスクを忘れずに持っていけ!」と彼は叫んだ。
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