金属片
きんぞくへん
名詞
標準
piece of metal
文例 · 用例
超短波電流をナイフ様の尖った金属片に通じ、これを肉に近づけると、面白いほど切れます。
— 海野十三 『科学が臍を曲げた話』 青空文庫
まったくしずかに箱の中にはいっているふつうの金属片にすぎなかった。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
それは彼らの衣服にあるボタンや金属片の上で煌めいた。
— A. ビアス A.Bierce 『チカモーガ』 青空文庫
「ああ、その中には、金属片がはいっていないのです」 と、机博士が横からのぞいてみて、そういった。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
彼がお稲荷さんの境内の木の根元から掘りだした半かけの金属片は、たしかに黄金製であったのだ。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
しかしもし国家が鋳造料を課すならば、鋳造された貨幣片は一般に、課せられた全造幣料だけ鋳造されない金属片の価値を超過するであろうが、それはけだし、それを獲得するに、より多量の労働または同じことであるがより多量の労働の生産物の価値を必要とするからである。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
よく見ると発田の膝の前には、金属片をいくつも木につらねた玩具のシロホンが置かれていて、それを発田は懸命にたたいているのであった。
— 梅崎春生 『黄色い日日』 青空文庫
その時発田のシロホンの調子が、急に早くなったと思うと、金属片の全部をかき廻すような音を立てて、その音楽は突然止んだ。
— 梅崎春生 『黄色い日日』 青空文庫