気が気ではない
きがきではない
表現形容詞
標準
feeling uneasy
文例 · 用例
心も空に、気が気ではない。
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
雉は気が気ではない。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
『ターミネーター2』の液体金属アンドロイドの特殊効果は同社のワークステーションによるもので、3Dという専門性はあるもののこれを武器に自らの世界を拡張しようとする一ワークステーション・メーカーの傘下に入ったのでは、ライバルとなる他のハードウエア・メーカーとしては実際気が気ではないだろう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
私はもう気が気ではない、まだたずねたい所はたくさんあったが心配でしょうがないからきりあげて巣鴨行の電車に乗った。
— 宮本百合子 『心配』 青空文庫
晴れのトラツクに参々伍々馬が出て来て、スタートで狂つてゐるのを眺めてゐるのは熱情家の私達にとつては全く気が気ではない。
— 牧野信一 『競馬の日』 青空文庫
明朝の汽車が早いので、性急な年寄りは今から手廻しをよくしておかないと気が気ではないらしい。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
彼は、絶えずブルブル震えて紙面全体を跳ねまわりたがる手を制して、いかにも吝くさく行と行とをくっつけるように書いて行ったが、そうすると今度は余白がたくさん残るので、それも気が気ではないのだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
これを側で聴いてゐる産婦とその主人とは、気が気ではない。
— 岸田國士 『空地利用』 青空文庫
作例 · 標準
貴重品を入れたバッグをどこかに置き忘れたかもしれないと思い、彼は一時は気が気ではなかった。
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舞台の幕が上がる直前、主演の彼女は緊張のあまり楽屋で気が気ではない様子で歩き回っていた。
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自分の何気ない一言が相手を不快にさせていないか、後から思い返して気が気ではなくなる夜がある。
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