お情け
おなさけ
名詞
標準
pity
文例 · 用例
今度、奥さまが晴れの洋行をなさるに就き、奥さまのあのときのお情けに対してわたくしは何をお礼にお餞別しようかと考えました。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
わたくしは、泣く泣くお雛妓のときのあの懐かしい名前を奥さまにお返し申し、それとお情けを受けた歳の十六の若さを奥さまに差上げて、幾久しく奥さまのお若くてお仕事遊ばすようお祈りいたします。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
其の当時は、医師に免許状を持たした時で、それまで医師をやっていた家へは、内務省からお情け免状をくれました。
— 田中貢太郎 『薬指の曲り』 青空文庫
尤も、間もなく医術開業試験の規則が出来て、もうお情け免状を相続することはできなくなりましたが……、其の時すぐ養子をすると、まだ一代は其の恩典に浴することはできましたが、私の家にはちょっとした財産がありまして、其の日に困ると云うほどでもありませんでしたから、親類も其のままにしてありました。
— 田中貢太郎 『薬指の曲り』 青空文庫
命はたいそうあわれにおぼしめして、私もおまえのことはけっして忘れはしないという意味の、お情けのこもったお歌をお返しになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
これは、相模の野原で火攻めにお会いになったときに、その燃える火の中にお立ちになっていた、あの危急なときにも、命は私のことをご心配くだすって、いろいろに慰め問うてくだすった、ほんとに、お情け深い方よと、そのもったいないお心持を忘れない印に歌ったのでした。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
これほどおてあついお情けをいただいておりますのに、このうえ何を思いましょう」とお答えになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
このありがたいお情けは、みんなが後の世まで永く語り伝えるであろう」と、こういう意味のお歌をお歌いになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
今度、奥さまが晴れの洋行をなさるに就き、奥さまのあのときのお情けに対してわたくしは何をお礼にお餞別しようかと考えました。
標準
affection
作例 · 標準
この言葉の定義は「affection」である。
「affection」という意味で使われることが多い。
affection」という概念は重要だ。
その出来事は「affection」の良い例だ。