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機関部

きかんぶ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それに、ボーイ長を今日どういうふうに取り扱うか、それを見なくちゃ、もしボーイ長に対して、全然船から救護しないということになれば、僕らは機関部の方にも檄を飛ばして、全船の問題としなければならないと思う。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
私たちは、何の相談もしないのに、機関部の方でもあんなに、動揺してるじゃありませんか。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
そこへテーブルの上へ、機関部のボーイ長が、紙っきれを持って来て載せた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
そして「これを機関部から」といってそのまま、逃げるようにして飛んで行った。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
また一方では機関部が大きくなるので積荷が自然減るから運賃の収入が減る。
寺田寅彦 汽船の改良 青空文庫
その波濤の面の金と紅とが乳黄となり、やや寒い瓏銀となり、ブリュブラックとなり、重く暗くなり、そうして今は舷下の飛沫と潮※とがただ白く青く駛って、擾れて、機関部の汚水がタッタッと吐き出されてゆく。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
併し、咽喉部の接合は、胸部とか腹部とかの複雑な機関部の、何んなに困難な大手術よりも更に遥かに困難である。
佐左木俊郎 三稜鏡 青空文庫
そうしてから、機関部員の手で、自分をはじめ三人の盲人にも身体検査を行い、なおかつ、その時刻が、五時三分であった事までも述べたが、ウルリーケはそれに言葉を添えて、「それに、まだ訝しく思われる事がございまして。
小栗虫太郎 潜航艇「鷹の城」 青空文庫